既に、新聞やニュースの報道で、ご存じの方も多いと思いますが、
3月26日、幕末の志士・近藤長次郎の顕彰碑除幕式が行われました。
長次郎氏の子孫の方はもちろん、長崎市の歴史愛好家の皆さんのご尽力と、
全国の歴史を愛する方から多くの寄付が寄せられた事で建立しました。
除幕式では、長崎市長からのご挨拶の他、長次郎氏の子孫の方からも謝辞をいただき、
長次郎氏と親しかったと伝えられる薩摩藩家老・小松帯刀氏の縁者の方からは、
完成を記念して、素晴らしいマンドリン演奏を披露していただきました。
また、昨年の大河ドラマ・「龍馬伝」に出演された俳優:香川照之さんからのメッセージを、
皆さんにサプライズでご紹介したところ、感激の声と共に、大きな拍手が沸きました。
長次郎氏の曾孫:篤次郎さんの長年の夢が叶った日となりました。
除幕式の後は、完成を記念した集いが催されました。
『歴女』の私からすれば、まさに、「ごちそうがいっぱい・・・」。
歴史に縁がある皆さんとゆっくりお話をさせていただき、
大変、貴重な時間を過ごす事が出来ました。
その中で最も驚いたのは、長次郎氏の曾孫:篤次郎さんのご自宅と私が幼少期を過ごした家が、
「歩いて1分のご近所」の間柄だったことです・・・
会話の中に私の親戚の名前が出て来た瞬間は、「ま、まさか!」の一言でしたが、
人は、自分で思う以上に、ご縁で繫がっているのかもしれませんね・・・
歴史を肌で感じると共に、長崎の街の魅力も再発見した1日。
あらためて、人と人とのご縁に感謝した大切な時間になりました。