ちょうど一年前の今日(9月17日)、長崎に大きな被害をもたらした台風13号。
当時、福岡で一人暮らしをしていた私ですが、とても怖い思いをしたことを
昨日のことのように思い出します。
その台風13号は、各地に大きな爪痕を残し長崎の農産物も大打撃を受けました。
全国一の出荷量を誇る長崎の特産品「びわ」の今年の収穫量は(台風13号の影響で)
平年の3割から4割と激減して、びわ産地の存続の危機に直面したそうです。
長崎市のびわ産地の早期復興を目指し新たなびわの里を創るために
先週の金曜日、長崎市民会館文化ホールで「長崎びわ産地復興生産者大会」が行われました。
会場には、およそ550人のびわ生産者の皆さんが集まり、金子知事、田上市長をはじめ
たくさんのご来賓の方も出席されびわ産地の復興について話し合いました。
びわが長崎の地で育って百数十年。これからの百年も長崎の特産品として愛され続ける
『びわ』であるためにと大会のテーマは「これまでの百年、そして、これからの百年」。
今回、私は司会進行役として参加させていただきびわ生産者の皆さんのこれまでのご努力と
びわの木の生命力に深く感動しました!!
ロビーには、大正・昭和・平成時代のびわ化粧箱の展示やびわの加工品などがあり
今では、生産されていない幻の「びわ酒」のボトルもありました。
そして、近い将来長崎びわの新しい顔となる品種も登場するそうです。
「茂木種」を上回る新品種は、玉が大きて、果肉が軟らかくて、糖度が高いと
期待されています。楽しみですね♪
私たち消費者に美味しい農産物を届けてくださる生産者の皆さんに改めて感謝致します!!