縁に感謝

拓也さんと幸さんの披露宴を担当しました。

お洒落な二人は
私も時折利用するショップの店員さん。
スラーッと背の高~い拓也さんと
小さくて可愛い幸さんは 
ほのぼのした空気を放つ癒し系カップルでした。
二人の両親が これまた明るくて楽しくて。
こういう親御さんから こんな子が育つんだな~と
つくづく思いました。

幸さんの地元のお寺のご住職も出席されていて
そのご住職の祝辞が とてもとても印象深かったんです。
ある小学生の女の子の作文を紹介されました。
女の子は
お父さん お母さん 中学生のお兄ちゃんの4人家族です。
細かい部分はうろ覚えですが
こんな話です。

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~私の家族はみんな悪い~

家に帰ったらお母さんが
お兄ちゃんの机の上の金魚鉢を倒してしまい
床を拭きながら
「ごめんね お母さんが倒してしまったから悪いね」
といいました。
そしたらお兄ちゃんが
「違うよ。僕が端っこに置いていたから 僕が悪いよ。」
といいました。
それを見ていた私は
「昨日 金魚鉢が端っこに置いていて危ないな~と思いながら
言わなかったから私が悪いよ。」
といいました。
夜 お父さんが帰ってきて そのことを話したらお父さんは
「それは 丸い金魚鉢ではなくて 四角い金魚鉢を買わなかったお父さんが悪いね。」
といいました。
「じゃあ 。みんなが悪いね。」
と言って みんなで わははは~っと笑いました。
うちの家族は いつもこうなんです。
いつも みんなが悪いんです。

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どうですか?
この話・・・・なんか訴えてくるものありますよね。
教えがありますよね。
ご住職は 
自分は善人だと思うばかりでは世の中はうまくいかない
何か起こったときに まずはそうなる原因が自分にあるのでは と思い返してみることだ と
おっしゃいました。
いや~ ほんとにいい話が聞けて 
私 思わず 合掌しそうでしたよ(笑)

こういう話がきけたのも
おふたりとのご縁があったからですね。

拓也さん 幸さん
ありがとう~。
元気な赤ちゃんを産んで
お幸せにね~。